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個展CHILDISHが終了しました



小林ラン個展CHILDISH」@ FOLK old book store (大阪・北浜)

DAYS:10.30(土)>>> 11.14(日)


自分のことや展示についてしゃべりたいと思いつつ、タイミングもめぼしい場所もなく、Twitterは呟けど140文字...と長い間ブログ難民でしたが、WIXの機能を使って試しにサイトにブログをぶち立ててみます。どうぞよろしくお願いいたします。


今月半ば、大阪のFOLKさんでの個展が無事に終了しました。初日のみ在廊をして思ったよりたくさんの方にお会いできて嬉しかった...。正直言うと心細い大阪遠征の中で、(ひ、人がいる〜〜〜っ)と森で暮らしていた仙人のように人に出会って安心しました。そしてFOLKの吉村さんも朗らかに迎えていただき、さらに安心のかたまりになって神奈川へ帰ることができました。お越しいただいた皆様、そして遠方より気にかけてくださった方もありがとうございました!


これは、今回の展示のコンセプトパネルです。


コロナ禍で感じた子供っぽい心


CHILDISH(チャイルディッシュ)=子供っぽい、子供らしい。

コロナ禍で家族やペットたちとたくさん過ごしたり、読書・映画・創作に触れ、自分の内面をみつめた時、その奥にかつての子供だった自分自身がいるような感覚を持ちました。完全に大人になりきってしまった気持ちでいたけれど、実は、大人たちはこどもごころを隠して大人ぶっているだけかもしれない。という発想で描いた新作の展示です。楽しんでいただけたら嬉しいです。

私自身、ゆったり過ごして将来のことをゆるりと考えられる、まるでクッションのような期間でした。もちろん悲しいニュースや社会や政府へ憤りを感じることも多くて、どうなっちゃうの〜と仕事に対する新たな不安も抱きつつ。一方で気晴らしにゲームや料理をしたり、ZOOMでなんとか精神をしのいだりしてるうちに、忙しさの中では見えなかったことがふわっと見えてきました。まるで度数のあった眼鏡をかけたような。自分の中の抑制されない気持ち(通称:わがまま!)や子供に戻る事象を知るきっかけの連続でした。そんな体験から、暗闇の中のポジティブさ、大人の可愛らしさを展示作品にぶつけています。


今回はFOLKさんのあたたかい雰囲気に合うよう、そしてテーマや技法の挑戦もかねて、すべて新作を描いています。プリントエディションもとっておきの1点のみにしています。すでに何点かはSOLD OUTになっていますが、11月末まで掲載中ですので、どうぞゆるりとご覧ください。


私のおすすめアイテムはハンドタオル()とネイルシールです


FOLKさんの企画は本当にかっこよくて。「約100人のブックカバー展」も画期的でたくさんの方が本当に楽しそうにブックカバーを選んでいるのには感動しました。あとは「肝腎」という様々なジャンルの人の「自身の血肉になっている”肝腎”な本」を紹介するZINEに寄稿させていただいたりと、本当にお世話になりっぱなしでした。短い時間しか滞在できませんでしたが、人が集うあたたかい場所で、お隣のスペースにも絵本のお店「ぽてと」やギャラリースペースが増えるとのこと。絵本も大好きなのでOPEN時にはぜひ伺いたいです。大阪おすすめスポットまちがいなしで!


FOLK old book store

541-0046 大阪市中央区平野町1-2-1. 1F+B1F

















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